胃カメラ

・当院では、経鼻胃カメラ(経口も可能です)のほか、鎮静剤を使用しての胃カメラを行っています。
・通常サイズの胃カメラと比較して細い(先端5.8mm)ため、最小限の苦痛で検査を受けていただけます。
・不安の強い方や過去に胃カメラしんどい思いをされた方は、鎮静薬を併用のうえカメラを受けていただくこともできます。(※鎮静剤の使用には一定の条件があります。)
  • ご予約方法

当院に定期通院されている患者様につきましては診察時、または、お電話による検査のご予約も可能です。
初診の方や長期間通院されておられない方は、基本的に診察を受けていただいた後のご予約となります。お急ぎの方は、診察当日に検査できる場合もございますので、一度お電話でご相談ください。

高血圧や糖尿病治療中の方や 血をサラサラにする薬(抗凝固薬や抗血小板薬)などを内服されている方は、事前にお申し出下さい。

  • 検査までの流れ

午前中に検査の場合
・検査前日

検査前日の夕食は21時までにお済ませ下さい(飲水は構いません)。
・検査当日
検査当日は朝食を食べずに来院下さい(少量の水やお茶は構いません)。
通常予約の場合は7時55分頃に受付してください。
 
鎮静剤の使用をご希望の方は、午後からの検査となります。検査後にふらつきが残る可能性がありますので、その日1日は車、バイク、自転車の運転はお控えいただきます。

午後に検査の場合
・検査前日
検査前日は絶食不要です。
・検査当日
検査当日の朝食は検査の7時間前までに済ませてください。食事は軽食(お粥、うどん、具のないスープなど)にとどめてください。
朝食摂取後は絶食のうえ、午後指定の時間(12:30〜14:30頃で指定させていただきます)に来院下さい。その間は、水・お茶の摂取は可能です。
鎮静剤の使用をご希望の方は、検査後にふらつきが残る可能性がありますので、その日1日は車、バイク、自転車の運転はお控えいただきます。

  • 検査の流れ

・問診
体調や既往歴・内服薬などを問診します。
咳・痰・呼吸苦などの感冒症状がある場合は、検査ができない場合があります。
(新形コロナ蔓延期は大変申し訳ございませんが、中止あるいは延期させていただきます。)
麻酔薬にアレルギーのある方は鼻・咽頭麻酔薬を使用できないため、申し出てください。
 
・前処置
胃内を観察しやすくするために、消泡剤(胃の中の泡や粘液をなくす薬)を服用して頂きます。
経鼻カメラの場合は鼻と喉の麻酔をさせていただきます。
セデーション(鎮静薬使用)の場合は、喉の麻酔のほか、腕の血管にお薬を入れる点滴の針を留置させていただきます。
 
・検査実施
鼻あるいは口からカメラを挿入して検査を開始させていただきます。
検査時間は5~10分程度です。
 
・検査終了
検査終了後、診察室で画像を確認いただき、検査結果を詳しくご説明します。
鎮静剤を使用された方には、リクライニングベッドでお休み頂いた後、覚醒されてから検査結果をご説明します。

・検査後の注意事項

検査後、1時間程度は飲食をお控え下さい
病理検査を行った方は、検査後、2時間程度は食事をお控え下さい
鎮静剤を使用した場合、検査当日の車・バイク・自転車の運転はお控え下さい

・検査費用

1割負担の方:胃カメラ検査のみ2000円程度、病理組織検査あり+1000円~+3000円程度
3割負担の方:胃カメラ検査のみ6000円程度、病理組織検査あり+3000円~+6000円程度